
金言に溢れた一書
本書の題名は思想的なものではなく、須藤元気の平和を願う、純粋な気持ちから付けられたタイトルであるようだ。
読んでみると、何故、こんなに若いのに、これほどの真理を掴んでいるのだろうと思う。いわゆる「地頭がいい」というのとも違う。しっかりと人生経験から、人間として大切な学ぶべきものを学んでいる。なかなか素晴らしい金言が溢れている。
「とりまく環境に不満があったら、周りの他人を変えようとせず、まず自分を変えること」
「自分を好きになるということは、他人に嬉しいことをしてあげられる自分と出会うということ」
「あえて人生、死なない程度に失敗しておいたほうがいい。その経験はいずれ人生の有用な道具となるから」
「成功は人のおかげ、失敗したときは自分のせい。そう考えていれば人間関係もうまくいき、心も軽やかでいられる」
「自分の不完全さを受け入れると、それはコンプレックスではなく個性となり、人間としての魅力も増す」
「悟りは、悟りなど必要ないと思えたときが、悟りです」
「同じ時間を費やすならば、効率よく物質を生み出すよりも、効率よく幸福を生み出すべきである」
「私が幸せになるのではなく、私達が幸せになる、いつもそう考えて行動していると、最終的に大きな成功がやってくる」
などなど、紹介したい言葉が山ほどある。
どこかで軽んじていた、須藤元気さん。しかし凡百の哲学者より、彼はまともな事を言っている。それも一...